2017年10月10日

【開催レポート】働く女性の乳がんセミナー「乳がん患者さんの恋愛・婚活・結婚生活」

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乳がん治療と乳房再建の情報ファイル主催の初イベント
「乳がん患者さんの恋愛・婚活・結婚生活」開催しました!

 当サイト主催のイベント「働く女性の乳がんセミナー「乳がん患者さんの恋愛・婚活・結婚生活」が、9月26日、東京都中央区の「トラストシティカンファレンス京橋」で行われ、100名近くのみなさまに足を運んでいただきました。

 現在、若年性乳がんは増加の一途をたどっており、乳がんを理由に結婚や恋愛に臆病になってしまっているという悩みを持つ人も多いという話もよく耳にします。

 つい弱気になってしまいがちな問題ですが、あきらめずに、どう進んだらいいのか、素敵なアドバイスをいただけるゲストにお話をお伺いました。


当日配布された資料、肌に優しいスキンケアセット(太陽油脂さんご提供)などのお土産と 軽食と川崎さんの書籍「我がおっぱいに未練なし」です。

自分らしく生きることからはじめよう

 そこで今回のセミナーでは、3名のゲストをお迎えし、「恋愛」「婚活」「結婚生活」をテーマに、女性として素敵な人生を送るためのアドバイスをうかがいました!

 最初にご登壇いただいたのは、11歳からモデルとして活躍なさっている藤森香衣さん。2013年4月に乳がんにより右乳房を全摘出。手術と同時に病気を公表し、がん全般の啓発活動を行ってきました。2016年にはNPO法人「C-ribbons」を設立。代表理事として、がんサバイバーやその家族を支える活動をなさっています。

 講演のタイトルは「自分らしく生きることからはじめよう」。


乳がんサバイバーやそのご家族・友人から相談を受けることが多い藤森さん。
その体験談や自分の考え、伝えたいメッセージをお話しいただきました。

 「私はよく30代から50代の男性に対し、『パートナーが乳がんになったら、乳がんだったらどう思うか』などについて、独自に聞き取り調査をしているのですが『好きになったら、彼女が病気だったことも一緒に受け止めたい』 『胸と結婚するわけではない』といった回答をしてくれる人がとても多い。

 私も、病気を公表しているクセに、男性と合わないと病気のせいにしそうになりますが、たいていは『縁がなかった』だけです。『病気になった私』という設定から始めるのではなくて、『生きている今の私』から思考をスタートさせて、病気で傷ついた自尊心を取り戻してください」(藤森さん)

 やさしく語りかけるような藤森さんの話しぶりに、参加者のみなさんも、時々うなずきながら耳を傾けていました。

 ブログでもセミナー当日の様子について紹介してくれました!>
働く女性の乳がんセミナー(藤森香衣オフィシャルブログ)

乳がんサバイバーの婚活、結婚生活〜
"我がおっぱいに未練なし"の真意を暴く


「女性マネージメントのプロ」として、ご自身の乳がん体験や、
気持ちのコントロール方法など幸せに生きるためのヒントをたくさんいただきました。

 続いては、女性活躍推進コンサルティング業務を展開するリントス株式会社代表取締役の川崎貴子さんの講演「乳がんサバイバーの婚活、結婚生活〜"我がおっぱいに未練なし"の真意を暴く」です。

 11歳と4歳の娘を持つワーキングマザーである川崎さんは2016年10月に小葉がんの診断を受け、右乳房を切除し、同時に再建。現在はホルモン治療中なのだそう。仕事の関係で3ヶ月間は乳がんであることを周囲に隠して治療をしていたこと、家族の方への告知、温泉デビューなど、乳がん経験者の人たちが気になる内容を、ユーモアを交えて話す川崎さん。会場からは笑い声も聞こえてきます。

 そして、働く女性の結婚サイト「キャリ婚」を立ち上げ、婚活結社「魔女のサバト」を主催する川崎さんから、がん経験者に向けの婚活アドバイスを頂戴しました!

 「婚活とは、モテることではない。たった1人のパートナーを見つける旅。がん経験者は、男の度量と真心を結婚前に知ることができるリトマス試験しを手に入れたようなもの。すごいものを手に入れたと思ってください」(川崎さん)

 聞いているだけで元気が出てくるようなお話でした。

 また、2017年9月に発売された川崎さんの著書我がおっぱいに未練なしでも、「がん宣告」を受けてから、「乳がんプロジェクト」と自ら命名して己を奮い立たせ、がん宣告から手術・治療までの日々をリアルタイムで綴られていますので、治療の流れ、心境について、感情との向き合いかたなどを伺うことができます。


書籍のご紹介ブースにて。
川崎さんはサイン&写真撮影などフレンドリーに対応してくれました。

乳がんと乳房再建 -女性として輝いて生きる−

 3番目にご登壇いただいたのは、「セルポートクリニック横浜」の院長である辻直子先生。「乳がんと乳房再建 -女性として輝いて生きる−」というタイトルで、乳房再建の方法とそれぞれのメリットデメリットについて、たくさんの症例写真と合わせて、わかりやすく説明をしてくださいました。


スライドを使用した講演。
乳房再建の手術方法の種類やその特徴について説明をしていただきました。

 辻先生は、幹細胞を用いた最新の脂肪注入による乳房再建「CAL」を行っていて、「インプラントとCALを組み合わせた再建」や「乳房温存術を受けた人向けのCALを用いた再建」など、より美しい乳房再建を可能とする最先端の技術についてもお話をうかがうことができました。

 見た目に満足していない場合の「修正」についてもお話いただき、すでに再建済みの方にも興味深い内容が詰まった講演でした。納得いく形で乳房再建を終えることは、見た目へのコンプレックスが解消され、自信を取り戻すきっかけとなる一つの方法だと思いました。乳房再建は、人ぞれぞれ最良の方法が異なりますので、まずは専門家への相談が必須です。

 乳房再建は人ぞれぞれ最良の方法が異なりますので、まずは専門家への相談が必須です。

 最後にはゲスト3名によるパネルディスカッションが行われ、閉会となりました。お忙しい中、足を運んでくださった参加者のみなさん、ありがとうございました。

 「乳がん治療と乳房再建の情報ファイル」では、今後も乳がん経験者さんのお役にたてるようなイベントを計画して行く予定ですので、みなさん、楽しみにしていてくださいね!

辻先生からのメッセージ

セルポートクリニック横浜では月に1回「乳房再建説明会」を実施しています。もしセミナーで聞き逃したことや、再建で悩んでいることがありましたら、是非、ご参加ください。また、電話でも遠慮なく気軽にセルポートクリニック横浜にお問い合わせください。

【関連情報】
2017年9月26日開催 働く女性の乳がんセミナー「乳がん患者さんの恋愛・婚活・結婚生活」
NPO法人 C-ribbons (代表理事 藤森香衣さん)
セルポートクリニック横浜(院長 辻直子先生)
女社長の乳がん日記 (川崎貴子さん連載)
(日本医療・健康情報研究所)

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