2016年03月
2. 治療について

10. リハビリと定期検査

  • twitterでつぶやく
  • 乳がん治療と乳房再建の情報ファイル

腕がむくむ「リンパ浮腫」など手術の後遺症の予防のために、3ヶ月は継続してリハビリを行うようにしましょう。 また退院し、治療が終わってからも、経過観察のために3ヶ月から1年ごとの定期検査は必要です。これは新たな乳がんの早期発見のためにも大切です。

退院後も継続してリハビリを
リンパ浮腫や腕・肩の運動障害を予防

 手術で腋窩リンパ節郭清をした場合は、リンパ浮腫や腕・肩の運動障害を予防するために、リハビリテーションを行います。手術直後は痛みなどもありますが、手指を動かす、肘を少し曲げるといった運動から徐々に始めていきます。リハビリで肩まわりの筋肉を十分に動かすことで、肩の動きもよくなり、背中のリンパ管の動きを促進することで、リンパ浮腫の予防にも役立ちます。実際、「手術後3ヶ月以上継続してリハビリを行うと、術後6ヶ月たった時の肩関節の動きがよく、リンパ浮腫は増加しない」という研究結果があります。

 基本的にはリハビリは自分自身で行うものですが、術後の痛みにより自分でできないような場合は理学療法を受けるという方法もあります。

乳房切除術後のリハビリテーションページ
(国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス)

退院後の通院について
治療が終わってからも定期検査は必要

 退院してからも、薬物療法や放射線療法を継続する場合は治療スケジュールに沿って通院します。また治療が終わってからも、経過観察のために3ヶ月から1年ごとの定期検査は必要です。定期検査では問診や視触診、年1回はマンモグラフィやエコー検査を行います。

 一度、乳がんにかかると、反対側も乳がんにかかるリスクが2~6倍に増加するため、定期検査を行うことで新たな乳がんの早期発見に役立ちます。

関連ニュース・トピックス

ニュース・トピックス
オピニオン
働く女性と乳がん -がん治療と乳房再建のいま-
辻 直子(セルポートクリニック横浜院長、杏林大学形成外科非常勤講師 )
がんと就労~本人と職場を支える産業看護職のより良い支援とは~
錦戸 典子(東海大学大学院健康科学研究科)
病気になっても仕事を続けるための支援
荒木 葉子(荒木労働衛生コンサルタント事務所)
乳がんとともに生きる人を理解する
青木 美保(帝京大学医学部附属病院 帝京がんセンター 認定遺伝カウンセラー)
キチンと手術・ホンネで再建(KSHS)~乳がんぶっちゃけ話~
溝口 綾子(一般社団法人KSHS 代表 )
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)のいまとこれから
中村 清吾(昭和大学医学部 外科学講座乳腺外科学部門教授、 昭和大学病院ブレストセンター長)
イベント・セミナー情報
06月20日(火) 長野県
医師・医療スタッフ・保健師向け
平成29年度信州大学医学部附属病院 がん看護コース公開講座 第2回「意思決定支援〜診断期から切れ目ない意思決定を支えるための看護ケア〜」
06月20日(火) 愛媛県
患者さん・一般の方向け
四国がんセンター 生活に役立つリハビリテーション「楽に呼吸をするためのコツ ~呼吸器リハビリ~」
06月21日(水) 愛媛県
患者さん・一般の方向け
四国がんセンター がんとお金 知って得する みんなの制度  テーマ「介護保険 ~療養生活で人の助けやベッド等の物品が必要になったとき~」
06月21日(水) 千葉県
患者さん・一般の方向け
国立がん研究センター東病院 柏の葉料理教室 第197回 「食欲不振がある方の食事」
06月21日(水) 東京都
患者さん・一般の方向け
Yoga for cancer(Y4C)ワークショップ が「がん経験者のためのヨガクラス」
トップページ 治療と乳房再建の基礎知識 乳がんと診断されたら 乳がんの治療について 乳房再建について 治療と仕事 医療費・制度 乳がん患者会 全国マップ ニュース・トピックス イベント・セミナー情報 オピニオン アンケート 調査・統計 このサイトについて お問い合わせ