ういケアみなとの交流スペースは
ソファのある空間のほか、お座敷のスペースもある
図書館のような感覚で気軽に利用を
情報コーナーの壁は、がんサバイバーボランティアにより
マスキングテープで美しく飾られている
情報コーナーには、がんに関する
様々な書籍、資料が置かれている
情報コーナーに設けられたアピアランスケアのスペース
様々な書籍、資料が置かれている
「自治体だからこそできること」に取り組む
「マギーズ東京」のように、がん患者さんとその周囲の人たちの精神的・肉体的な苦痛を和らげ、自分らしく過ごせるためのサポートを目的とした施設はいくつかありますが、自治体が運営をするのは初めてのケースです。地域の医療機関などとの連携、港区の地域包括ケアシステムなどに迅速につなげるなど、自治体の強みを活かした在宅緩和ケアを推進するべく取り組んでいます。 「先日、訪問看護ステーションなど港区で活動する医療関係者の会議に参加した際、家族の方への心のケアや、治療による経済的な問題など、現在の制度の中ではサポートしきれない方たちを助ける役割を担ってほしいというご意見をいただきました。今後も医療関係者の方と連携しながら、ニーズを探り、活動の幅を広げていきたいと思います」(副施設長・吉原章子さん) ういケアみなとが入る複合施設「ゆかしの杜」は東京メトロ・都営地下鉄白金台駅の2番出口に隣接。アクセスが大変便利でありながら、都会とは思えない緑豊かな環境に囲まれています。 「港区以外のみなさんでも興味のある方はぜひいらしてください。がんでつらい想いをしている人たちがこの場を介して、いい時間を過ごしてくださることが理想です」(施設長・岩田真さん)「ういケアみなと」の施設長・岩田真さん(中央)と
看護師・がん専門相談員の市川惠子さん(左)、看護師の林陽子さん(右)
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