がん治療と仕事の「両立支援」を考える~産業保健師の乳がん経験~

No.9 勇気づけられた言葉~祈っています~

横山 淳子 パナソニック健康保険組合 保健師
(2019年10月)
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私のために祈ってくれる人たち

3.jpg  職場の皆さんから温かい励ましをたくさんいただきました。がんになられたご家族の話をしてくださったり、お忙しい中、神社で祈願してくださったりと本当にありがたく思いました。

 いつもは健康を支援するという立場から社員に「応援しています。」という言葉を使ってきましたが、病気の時は「祈っています。」という言葉がとても勇気づけられると思いました。

 私のために祈ってくれる人がいるのだと、素直にありがたく思いました。

 病院でも看護師から「祈っています。」と言われ、確かにこんな時はこの言葉がぴったりくるなと思いました。

全てうまくいく

4.jpg  私が手術で休む前、職場の仲間から頂いた色紙の中に、「全てうまくいきます。」と大きい字で書いてくださった方がいらっしゃいました。

 この言葉は本当に目からうろこでした。全ての不安や迷いが吹っ飛んでいくように感じました。以来、少しでも気が弱くなると呪文のように念じています。

 ●勇気づけられた言葉
  ・「祈っています」 

 ●不安が吹き飛ぶ言葉
  ・「全てうまくいきます」

前向きな気持ちを維持するために

 手術や抗がん剤治療を受けていた時は、ただただ命があることに感謝していましたが、治療が終わり1年以上たつと体調が回復し、つらかった日々も薄らいできます。

 しかしながら、漠然と病気への不安が襲ってくる時があります。

 心身共に健康で元気に過ごすためには、食事、運動、睡眠はもちろんですが、治療の時に学んだ感謝の気持ちを忘れず、前向きな気持ちを維持するためのちょっとしたコツが必要かと思います。

 私の場合は勇気を奮い立たせてくれた出来事を思い出したり、丁寧に日々を過ごすために朝のトイレ掃除で気持ちを落ち着けたり、不安が吹き飛ぶ言葉を口に出したりするようにしています。

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