遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)のいまとこれから

中村 清吾 昭和大学医学部 外科学講座乳腺外科学部門教授、 昭和大学病院ブレストセンター長
 乳がんの中には、遺伝性のものがあります。

 なかでも、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」は、米国の女優、アンジェリーナ・ジョリーさんが、乳がんにかかる前に乳腺と卵巣卵管の予防的切除を行ったことで、日本でも大きな反響を呼びました。

 どうしたら、HBOCの患者さんを早期に見極め、救うことができるのか。日本の医療現場では、今、さまざまな取り組みが始まっているところです。

 この連載では、HBOCに対する正しい知識と日本における診療の現状、これからについてご紹介します。

たくさんの方に関心を持っていただくことが、大切だと考えています。

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もくじ

プロフィール

中村 清吾(昭和大学医学部 外科学講座乳腺外科学部門教授、 昭和大学病院ブレストセンター長)

■専門分野・研究テーマ
乳がん 遺伝性乳がん卵巣がんの診断・治療

■経歴
1982年千葉大学医学部卒業。同年より、聖路加国際病院外科にて研修。97年M.D.アンダーソンがんセンター他にて研修。2005年6月より聖路加国際病院ブレストセンター長、乳腺外科部長。10年6月より、現職。日本外科学会理事、日本乳癌学会理事長、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会理事長、ASCO会員、NPO法人日本乳がん情報ネットワーク代表理事。

一貫して、患者中心のチーム医療の実現に取り組む乳腺専門医。遺伝性乳がん卵巣がんの診断・治療に力を入れ、検診と治療の保険適用を目指し、活動中。

■所属学会
日本乳癌学会理事長、日本外科学会理事、日本癌治療学会代議員、同がん診療ガイドライン委員会評価委員、NPO法人日本乳腺甲状腺超音波診断医学会(JABTS)監事、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会理事長、日本医学会評議員、日本外科系連合学会フェロー、ASCO会員、日本HBOCコンソーシアム理事長

■関連リンク 昭和大学病院ブレストセンター
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