2016年08月30日

【連載更新】No.4 両立プランの策定にむけて

キーワード:治療と仕事
  • twitterでつぶやく
  • 乳がん治療と乳房再建の情報ファイル

 連載「病気になっても仕事を続けるための支援」(荒木 葉子/荒木労働衛生コンサルタント事務所 所長)を更新しました。
 今回は個人情報保護と安全配慮義務、合理的配慮などについてです。医療職は、常に当事者の主体的な意思を尊重し、専門的な知識を動員し、医療機関側、企業側から可能な対応を引き出し、工夫を加えることが求められていることが伺える内容です。
 また、文末にはお役立ちツールのご紹介もありますので、是非ご活用ください。

合理的配慮には、当事者の主体的な意思表明が重要
"Nothing About Us Without Us"‐「私たちを抜きに、私たちのことを決めないで」

 合理的配慮とは、障害のある人が障害のない人と平等に人権を享受し行使できるよう、障害・困難さを取り除くための個別の調整や変更のことです。たとえば、肢体不自由な人の移動のためのスロープやエレベーターの設置や、視力障碍の人に読み上げ機能のついた端末提供、疲労感が強い人に休憩スペースや勤務時間の配慮などです。

 ここでいう障害者は「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。」(障害者差別解消法 第2条第1号)となっており、がんによって心身および社会的障害を負った方も対象になると考えらえます。

 また、何をもって「合理的」というかは、「必要かつ適当」と考えられており、他の人との平等性をあまりにも損なったり、組織や他の人にあまりにも大きな負担が生じる場合は合理的ではないと判断されます。ただし、合理的ではないと判断した理由を本人に説明する必要がある、ともされています。 

続きを読む>>
No.4 両立プランの策定にむけて

「病気になっても仕事を続けるための支援」TOPページ
オピニオンTOPページ

(日本医療・健康情報研究所)

おすすめイベント

関連ニュース・トピックス

ニュース・キーワード

ニュース・トピックス
オピニオン
働く女性と乳がん -がん治療と乳房再建のいま-
辻 直子(セルポートクリニック横浜院長、杏林大学形成外科非常勤講師 )
がんと就労~本人と職場を支える産業看護職のより良い支援とは~
錦戸 典子(東海大学大学院健康科学研究科)
病気になっても仕事を続けるための支援
荒木 葉子(荒木労働衛生コンサルタント事務所)
乳がんとともに生きる人を理解する
青木 美保(帝京大学医学部附属病院 帝京がんセンター 認定遺伝カウンセラー)
キチンと手術・ホンネで再建(KSHS)~乳がんぶっちゃけ話~
溝口 綾子(一般社団法人KSHS 代表 )
遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)のいまとこれから
中村 清吾(昭和大学医学部 外科学講座乳腺外科学部門教授、 昭和大学病院ブレストセンター長)
がん治療を楽にする口腔ケア
百合草 健圭志(静岡県立がんセンター 歯科口腔外科部長)
人工乳房製作者「ブレスト・アーティスト」について
林 かおり(ブレストケア京都株式会社 代表取締役社長)
「がんと就労」広がる病院内での就労相談
近藤明美 (近藤社会保険労務士事務所)
イベント・セミナー情報
07月12日(木) 兵庫県
患者さん・一般の方向け
関西ろうさい病院 がん患者サロン「医療者との効果的なコミュニケーション」
07月12日(木) 愛媛県
患者さん・一般の方向け
医師・医療スタッフ・保健師向け
がん哲学外来 坂の上の雲 暖だんカフェ
07月14日(土) 東京都
患者さん・一般の方向け
がんサロンSAKURA「がん体験者が語る薬膳」
07月14日(土) 兵庫県
患者さん・一般の方向け
がん患者グループ「ゆずりは」2018年7月定例会
07月14日(土) 東京都
患者さん・一般の方向け
ピンクリボン in NERiMA 乳がんカフェ
トップページ 治療と乳房再建の基礎知識 乳がんと診断されたら 乳がんの治療について 乳房再建について 治療と仕事 医療費・制度 乳がん患者会 全国マップ ニュース・トピックス イベント・セミナー情報 オピニオン アンケート 調査・統計 このサイトについて お問い合わせ